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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 183 名前:水先案名無い人 :04/10/07 21 01 59 ID IUs2zXG4 全選手入場!! 家庭教師は生きていた!! 更なる研鑚を積み初代勇者が甦った!!! 師匠!! アバン先生だァ――――!!! チーム戦術はすでに我々が完成している!! 獣王遊撃隊チウだァ――――!!! とり憑きしだい使い潰してやる!! 魔影参謀 ミストバーンだァッ!!! 素手の殴り合いならオリハルコンの体がものを言う!! ハドラー親衛騎団 ポーン・ヒム!!! 真の勇者を知らしめたい!! 北の勇者 ノヴァだァ!!! 実戦はからきしだが火事場なら全財宝オレのものだ!! ニセ勇者一行 ずるぽんだ!!! 実験計画は完璧だ!! 妖魔学士 ザムザ!!!! 全悪党のベスト・コンスピラシーは私の中にある!! 卑怯者の神様が来たッ ザボエラ!!! 化かしあいなら絶対に敗けん!! 元ヘタレの根性見せたる 大魔道士 ポップだ!!! バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!! 魔王軍の死神 キルバーンだ!!! 親衛騎団から鋼の馬が上陸だ!! ナイト シグマ!!! 勝つのが好きだから卑怯者になったのだ!! 外道の戦いを見せてやる!!フレイザート!!! 時間がねえんだおめえが消えなとはよく言ったもの!! 達人の秘術が今 実戦でバクハツする!! 大魔術士 マトリフ師匠だ―――!!! 鋼鉄の肉体こそが地上最強の代名詞だ!! まさかこの男がきてくれるとはッッ クロコダイン!!! 地上が欲しいからちょっかい出したッ 詳細一切不明!!!! 魔界の冥竜王 ヴェルザーだ!!! オレたちは掃除屋ではないバーンパレスで最強なのだ!! 御存知キング マキシマス!!! 世界の命運は今や我が手にある!! オレを止められる奴はいないのか!! 大魔王バーンだ!!! デカカァァァァァいッ説明不要!! 無口!!! 強力!!! ブロックだ!!! ドラゴンは実戦で使えてナンボのモン!!! 超ドラゴンフェチ!! 本家竜騎衆からガルダンディーの登場だ!!! 勝利はハドラーのもの 邪魔するやつは思いきり刺し思いきり殺すだけ!! ハドラー親衛騎団 クィーン・アルビナス 願いをかなえに地上へきたッ!! ゴールデンメタルスライム ゴメちゃん!!! 星皇十字剣に更なる磨きをかけ ”名工”ロン・ベルクが帰ってきたァ!!! 今の自分に慢心はないッッ!! 超魔生物ハドラー!!! おてんば姫が今ベールを脱ぐ!! パプニカ王国から レオナだ!!! 弱者の前でならオレはいつでも残酷なのだよ!! ビショップ フェンブレン 騎団脱退で登場だ!!! 魔弾銃はどーしたッ 勝気な性格 未だ直らずッ!! 治すも殴るも思いのまま!! マァムだ!!! 特に理由はないッ 竜の騎士が強いのは当たりまえ!! マザードラゴンにはないしょだ!!! 超竜軍団長! バランがきてくれた―――!!! 迫害の中で磨いた超スピード!! 竜騎衆の出世頭 ラーハルトだ!!! コイバナだったらこの人を外せない!! テランの占い師 メルルだ!!! 不死身の男の命知らずの戦いだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ アバンの一番弟子!! ヒュンケル!!! 閃華烈光拳はこの男が完成させた!! 武術の神様!! ポルキーナ老師だ!!! 若き勇者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 主人公ッッ 俺達は君を待っていたッッッダイの登場だ――――――――ッ 関連レス コメント 名前
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ご訪問いただきありがとうございます。 ドラゴンクエスト9の所持地図リストや詳細など掲載してます。 相互リンク大歓迎です。 トップページはコチラ ドラゴンクエスト9 メニュー一覧はコチラ 主に長野県諏訪市「珈琲OB」でDQ9地図配布をしてました。 自力発掘した地図の種地図は”自前地図”の方に記載してます。古い地図で記載してないのも何枚かあります。 参考にしていただけたらと思います。 いかに見やすいかを詰めていったらこの形になりました。ゆりっぺwikiに酷似してますが、自分はあそこが最終形だと思ってます。 自分なりに編集してるとこもありますので、見つけてくれたら嬉しいです(笑) 夢は全S8&S9を長野産で埋めること!⇒2012/10/25 Fin 最近は「OB産」の良地図が多くなってきてるので、その辺も嬉しいですね。 いつまで続けるかは分かりませんが、続けている最中はwikiを更新していくつもりです。 よろしくお願い致します。 Total -
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小説ドラゴンクエストV 天空の花嫁 作/久美沙織 イラスト/椎名咲月 17 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04 13 24.13 ID f6ZURcWz 大まかなストーリーは原作通りなので、モンスター周りだけを適当に。 ・ピエール(スライムナイト) 本作の第二の主人公と言っても過言ではない。 マーサ(とイブール)の幼馴染のスライムという設定で、二巻の冒頭は 彼らのエルヘブンでの生活から始まる。 マーサを守るためにスライムナイトになろうとするが、洞窟でそのための試練に耐えている間に エルヘブンにやってきたパパスがマーサと駆け落ちしてしまう。 オークの戦士に拾われたピエールは、修行を重ねオラクルベリー周辺の魔物を取りまとめる立場にまでなったが 偶然リュカ(主人公)に襲いかかった際に、マーサの面影を感じ、彼女の息子だと知ると 臣下の礼を取って彼に仕えるようになる。 結構なお年らしく(パパスやマーサよりもちょっと若いくらい?)以降はパーティのサブリーダーとして活躍し 若い仲間たちの迂闊な言動を嗜めたり、悩む姿を見て諭したりするシーンも多い。 リュカ(主人公)やティミー(勇者)の剣の師にもなり、時に厳しい言動をする事も。 原作ではジャミに比べてあっさりしていたゴンズだが、光の教団に恭順しなかった養父のオークの仇という設定が追加され リュカと仇の取り合いで足を引っ張りあい、結果的に不意打ちに近い形でピエールがゴンズを討ち取り 仇討ちとは汚い物だから、リュカにはそういう事をして欲しくないと諭す。 この発言を受けてか、ゲマは人が捨てたがっている心の集合体という設定とされて リュカは自分の心の暗い部分を受け入れ、仇討ちとは言い難い形でゲマとの決着をつける。 イブールとの戦いでは、ピエールがマーサと一緒に居た貧弱なスライムである事に気づき 安易に闇の力を受け入れた自分にはない強い生命の力を見てイブールが涙を流すという 完全に主人公状態だった。 18 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04 25 18.25 ID f6ZURcWz ・スミス(腐った死体) 本作の第二のヒロイン。 パーティのムードメーカーで、ビアンカに一目惚れしてしまい 何かと彼女のために働くようになる。 が、当然ビアンカはリュカと結婚してしまい、新婚の時はスミスの相手がおざなりになってしまった。 スミスは、自分が何か嫌われる事をしてしまったが、自分は脳が腐ってるからそれを忘れてしまったのだと悩むが ピエールに、今ビアンカはリュカと結婚して幸せだから、その幸せな事意外は目に入らないのだと説明する。 黙りこんだスミスを見て、流石にこの失恋は堪えたかと思ったピエールだが、突如ビアンカとリュカが幸せなんだ、やった、万歳!と喜ぶスミスを見て呆然とするのだった。 その後も地味に活躍しつづけ、最後はデモンズタワーでジャミと対峙し ビアンカを守るために、凍える息を受けて凍りついた心臓を残して砕け散る。 それを見て泣き崩れたビアンカを見たジャミは、魔界の重鎮である自分には靡かなかったのに 腐った死体ごときに心を動かされるのかとショックを受け、その隙にリュカの剣に貫かれる事になる。 19 :ドラゴンクエスト5:2012/08/11(土) 04 26 03.15 ID f6ZURcWz ・デモンズタワー人員整理 戴冠式の日、天空の血筋を狙ってグランバニアをジャミの配下の魔物達が襲う。 スラリンとドラきちは、ガンドフに子供達を託して、自分たちが布に包まり 子供のふりをしてわざと攫われたが、それを見たビアンカが子供たちを追って自ら捕まってしまった。 ガンドフは自分の腹をえぐり、その中に子供を隠して彼らを守り抜いた(死亡1) 敵にしがみついたパペックは、自分の体を少しづつ地面に落として、デモンズタワーへの道筋を示した(死亡2) キメラとの戦いでは、スラリンが自身が蒸発するほどの灼熱を使いキメラを撃破するものの(死亡3) 爆風でコドランが塔の外に吹き飛ばされてしまう(後に魔界でグレイトドラゴンの姿で再会) オークとの戦いでは、ドラキチがラナルータで視界を封じ、自分の声で誘導するが 確実に敵を倒すためにリュカに嘘を教え、自身の体ごと貫かせる(死亡4) そしてスミスとリュカはジャミの元に辿り着き・・・(死亡5) 25 :イラストに騙された名無しさん:2012/08/12(日) 16 25 49.39 ID RODa5aRY グランバニアに迫るガーゴイルたちの足止めの為に(描写一切無しで)死んでいったメッキーを省いた 19を俺は許さない 28 :イラストに騙された名無しさん:2012/08/23(木) 00 52 34.43 ID bR5WWFrz 17 細かいツッコミだが、ピエールの養父はオークじゃなくてソルジャーブル。
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ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章をお気に入りに追加 ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章のリンク #blogsearch2 Amazon.co.jp ウィジェット ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章のキャッシュ 使い方 サイト名 URL ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章の報道 GameFi事業を展開するDEA社、BSC上でNFT Marketplace「PlayMining NFT Premier」開設を発表!20名を超える有名作家の描き下ろしNFTを販売! - PR TIMES 【ゲーム未プレイでも楽しめる】ドラクエ漫画人気ランキング 1位はやっぱりあの作品 - PR TIMES 異世界転生と投資が融合!?藤原カムイの漫画動画が爆誕! (2021年11月19日) - エキサイトニュース 100億PV突破!名作10作品が期間限定で1000チャプター無料で読める! - PR TIMES 藤原カムイ×中国ドラマ「燕雲台」 ヒロインの力強さ・気高さをイラストで表現(映画.com) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース スクエニ、『星のドラゴンクエスト』で開催中の『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』コラボイベントで「みんなで大決戦! 異魔神軍編」を開催 | gamebiz - SocialGameInfo スクエニ、『星のドラゴンクエスト』でロト紋コラボイベント「最終決戦!異魔神」を開催 「ロトの紋章引換券」の取得も | gamebiz - SocialGameInfo スクエニ、『星のドラゴンクエスト』の『ロトの紋章』コラボでダンジョンイベント「決戦!四魔王」を開催 | gamebiz - SocialGameInfo スクエニ、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』で漫画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』とのコラボイベントを開始! | gamebiz - SocialGameInfo 1995年に発売されたエニックスのRPG『天地創造』のアーカイブ配信を希望する署名運動が開催中。藤原カムイさんや作曲家の小林美代子さんも協力(電ファミニコゲーマー) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース ダークで大人向けな『ドラクエXII』ってどうなるの!? 過去作を振り返りつつ、予想してみたら『ロトの紋章』にたどり着いた【週末エンタメのススメ】[TSUTAYA News] - T-SITEニュース あの伝説が蘇る…『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』が連載開始! - 電撃オンライン 「ロトの紋章」藤原カムイが連載に至る経緯や作品エピソード、キャラクター解説! ライブドローイングも! (2020年11月20日) - エキサイトニュース ダイの大冒険を見る前に読みたい!史上最高のドラクエマンガ「ロトの紋章」【週末エンタメのススメ】【Editor s select】[TSUTAYA News] - T-SITEニュース 『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~』7巻まで『マンガUP!』にて無料配信中! - JMAG NEWS 「ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~」最終巻、インタビュー掲載の記念サイトもOPEN - ナタリー ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章:マンガ「紋章を継ぐ者達へ」最終34巻発売 特設サイトオープンで第1~3巻が無料公開 - MANTANWEB 「ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~」最終巻記念し複製原画販売、描き下ろしも - ナタリー 「ロトの紋章」が足掛け30年の歴史に幕、藤原カムイと堀井雄二の対談も - ナタリー ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章:マンガ「紋章を継ぐ者達へ」が15年の連載に幕 - MANTANWEB 「DQM スーパーライト」にジャガンが登場!漫画「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」とのコラボイベントが開催|ゲーム情報サイト Gamer - Gamer 剣王・拳王・賢王どれが好き? 『ロト紋』『星ドラ』コラボは異魔神やジャガンと戦えるぞ! - AppBank 魔人王ジャガン襲来。「ロトの紋章コラボそうび」の入手チャンス!【星ドラ】 - AppBank 「星のドラゴンクエスト」、「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」コラボイベントにて「最終決戦!異魔神」開催 - GAME Watch 「星ドラ」×「ロトの紋章」のコラボダンジョン“決戦!四魔王”が出現 - 4Gamer.net 「星のドラゴンクエスト」,「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」コラボイベントが開催 - 4Gamer.net 「星のドラゴンクエスト」,“ロトの紋章”コラボイベントが開催決定 - 4Gamer.net 「ロトの紋章 紋継ぐ」1~20巻を期間限定で無料配信、30巻の発売記念し - ナタリー 「ロトの紋章」「精霊の守り人」を描いた藤原カムイ流マンガ術の解説本 - マイナビニュース 【DQMスーパーライト】ロトの紋章とコラボ! ティーエや獣王グノンを手に入れよう! - AppBank 『DQMSL』と漫画『ロトの紋章』のコラボ実施決定!らいなま第33回(出張版)最新情報まとめ | スマホゲーム情報ならファミ通App - ファミ通App 【ドラクエ11間もなく発売!】「ロトの紋章」「ダイの大冒険」など名作続々、ドラクエ・マンガの歴史を振り返る - music.jpニュース 「ロトの紋章 紋継ぐ」連載250回&シリーズ25周年!YGで堀井雄二らお祝い - コミックナタリー マンガ版のドラゴンクエストと言えば「ダイ大」と「ロト紋」!2大マンガを振り返ってみよう! - music.jpニュース BookLive!の漫画家インタビュー、『ロトの紋章』藤原カムイが登場 - ITmedia eBook USER 「ロトの紋章」連載200回突破!ヤンガン創刊号から連載 - マイナビニュース ドラゴンクエスト:マンガ5作品を電子書籍化 - まんたんウェブ ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章とは ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章の90%は成功の鍵で出来ています。ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章の8%は電波で出来ています。ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章の2%は砂糖で出来ています。 ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章@ウィキペディア ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 楽天売れ筋ランキング レディースファッション・靴 メンズファッション・靴 バッグ・小物・ブランド雑貨 インナー・下着・ナイトウエア ジュエリー・腕時計 食品 スイーツ 水・ソフトドリンク ビール・洋酒 日本酒・焼酎 パソコン・周辺機器 家電・AV・カメラ インテリア・寝具・収納 キッチン・日用品雑貨・文具 ダイエット・健康 医薬品・コンタクト・介護 美容・コスメ・香水 スポーツ・アウトドア 花・ガーデン・DIY おもちゃ・ホビー・ゲーム CD・DVD・楽器 車用品・バイク用品 ペット・ペットグッズ キッズ・ベビー・マタニティ 本・雑誌・コミック ゴルフ総合 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 このページについて このページはドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章のインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章に関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
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ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン 機種:PS2 作曲者:すぎやまこういち 開発元:キャビア 発売元:スクウェア・エニックス 発売年:2006 概要 ドラゴンクエストシリーズの『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』の登場人物であるヤンガスを主人公にした不思議のダンジョン。 開発元がこれまでのシリーズ作を担当していたチュンソフトではなくキャビアへと変更されている。 トルネコからヤンガスへ主人公が変わったので、「トルネコのテーマ」から『VIII』の「そうだあの時は・・・」をモチーフにした曲が多い。 ダンジョン曲のほとんどはこの「そうだあの時は・・・」のアレンジである。また既存曲は『VIII』からの曲が中心。 サントラは未発売だが、オリジナル曲の一部は「金管五重奏によるドラゴンクエストpart.III」に収録されている。 以降のシリーズ作品はガラケーで配信された。 収録曲(一部仮タイトル) ボールドで表記された曲は新規曲。 曲名 補足 順位 序曲 オープニングムービー インテルメッツォ ファイルセレクト 楽しいカジノ プロローグイベント 対話 ヤンガスの家 闇の遺跡 イベントなど ポッタルランド ポッタルランドの外 静かな村 施設 とんでもないぞ! イベントなど 便利なお店 お店 ヤンガス少年 まどわしの森など 少女ゲルダ ゲルダのイベント トルネコのテーマ トルネコのイベント 難関を突破せよ ボス戦 そうだあの時は・・・ イベントなど 港町コスタリベラ カーペーのイベント 水差し作り歌 大樹の水差しの作り歌 カンダタ遺跡 酒場でブギウギ モリーのイベント あやしの地下水道 竜骨の宝物庫でも流れる ならくの洞くつ のろわれた地下庭園でも流れる しゃくねつのほら穴 いにしえの闘技場でも流れる 恐怖の洞窟 イベントなど『ドラゴンクエストIV』からの曲 まぼろし雪の迷宮 夢幻の宝物庫でも流れる モンスターハウス 大平原のマーチ イベントなど 戦闘 -生か死か- イベントなど『ドラゴンクエストIV』からの曲 闇の遺跡 ラスボス関連 盗賊王の迷宮 魔導の宝物庫でも流れる ドルマゲス ラスボス戦 氷のダンジョン 盗賊王の大宮殿 エンディング スタッフロール サウンドトラック 金管五重奏によるドラゴンクエストpart.III 一部の曲が収録。
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,、 ,ィ / ! / | / ! , / | /´ ! ,イ ./| ,' {/ {_ / { / 'イ / / ¨' ‐- __ i i/ { / `` 、、 i { ' ` ー---‐'/ -―‐-,} / _\_ 、 _.. ''´ /´ /´ ̄ ``\ \≦'''' /'''´ ̄ ̄\ / γ⌒ヽ \ ヽ ∠;;;;;;; ,..イ 丶o_゚_ノ \;;_ ;;;;;;;;\ ヽ / ̄/ /'''"´ ,}リ_,, --- ―――- - _从____,}, 、 _ // // ,. '' /―-ヽ } |-―| l `!ヽ、 ト、 ゝ、. / /´.゙|;;/ 从/ , rィf斧x、' , ト;; r笊斥x !|ヽ`'; | |\ } / / リ.゙二.゙i /| 〈{i{イんriV. ヽ } },. fVれ! 》 l| } ゝ{ / ∨. | | ∨エ| イ l |ゝ{ . Vツ Vツ.イ゙ /_,イ ;イ. | | .∨ | { ゙^リハ `¨ ' ¨´イ/ リ;; ハ { { ,ゝ ゝ{ / ゝ _ __ // ヽ/从;{ \\/´ } ノ} ` .、 ‐ ,イ{ lllリ、 _ _ \ /≧ー、_....,} ノハ.≧ _-. ‐''⌒く、リ{ハィ≦二≧.、 }イ´´ニニニニニ`≧{--‐´ニニニニ二二二`''''´´ニニニニニ \ |ニニニ二二二二``ー-、ニニニニニニ二二,ニニニ二二二二∨ ,ィ'ニニニニニニ__ニニニニ二二二 ̄ ̄ ̄ ̄ニニニ二 _/ニニニニニヽ |ニニ二‐‐ マ``ー-、ニニニニニニニニニニニニ二/丁ーヽ二二二’、 /ニニニイ . . . . .〉 ```┬、--―┬---‐´ ∨ . ヽ,ニニニ二i r'ニニニ/ . . . . .,イ ー-\ \/ ' , .ヽ ニニ二| | ニ /. . . . . ,' \ \ .} .ヽニニニ| / ニ /| . . . . . . .{ '" ̄ ̄\ ヽ__, ' . . . . ヽ ニ | / ニ / i . . . . . . ゝ, \ V ,ノ . . . . . }二ニ | /ニニ//,' . . . . . . . . !|`ー / ヽ ∨ イ . . . . . . . .}二ニ | /ニニ///, . . . . . . . . . || / 、 ∨ .i, . . . . . . . .}二ニ | , 'ニニ/'//,'i . . . . . . . . . |〉、 ′ ヽ ∨ .{, . . . . . . . }二ニ | / ニ /////′ . . . . . . . .|/,〉 \ | .〉 . . . . . . }ニニニ|''ニニニニ '/////,{ . . . . . . . . . .|,イ ヽ !,イi . . . . . . . .}ニニニ| 名前:女勇者(おんなゆうしゃ) 性別:女 原作:Dragon QuestⅢ 一人称:基本無言 二人称:基本無言 口調:基本無言 AA:Dragon Quest/III:女勇者.mlt 「ドラゴンクエストⅢ」の勇者でオルテガの娘。 16歳になったことを機に父の遺志を継ぎ魔王討伐に赴く。 初期設定で女性を選ぶとこちらになるが、作中の台詞から男同然に育てられたようである。 AA紹介Wiki キャラ紹介 やる夫Wiki Wikipedia DQ大辞典 アニヲタWiki ニコ百 ピクペ 登場作品リスト タイトル 原作 役柄 頻度 リンク 備考 転生したらドラクエ4の勇者・・・・・・・・・・・・・知り合いに生まれ変わってた件 ドラゴンクエスト4 ソロに化けたシンシア 常 まとめ rss 完結 やる夫たちでソードワールドメイガスアーツPT! ソードワールド2.5 人間の戦士で名はユーシャ 常 第1話 まとめrss 安価 短編集完結 やる夫王国の王が死んだ オリジナル 評議会の一員で大商人 脇 登場回 あんこ 完結 短編 タイトル 原作 役柄 リンク 備考
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ゲームID:YDQJ 08CF0EAF 銀行に預けた金99999999G 020F6AE4 05F5E0FF 所持金999999G 020F6AE8 0098967F 小さなメダル999 020F6AF0 000003E7 中断セーブ再開しても消えない 5216EBF8 1A00001E 0216EBF8 EA000013 D0000000 00000000 移動速度XX倍 52033180 E58D0020 E2000100 00000020 E3A010XX E0000190 E58D0020 E59D0018 E0000190 E58D0018 EA00CC19 E1A00000 02033180 EAFF33DE D0000000 00000000 XX=02なら2倍、XX=03なら3倍 取得経験値XX倍(戦闘終了時の表示は未対応) 921F47AA 0000E081 121F47A8 00000XXX D0000000 00000000 XXX= 080 2倍 100 4倍 180 8倍 200 16倍 スキルポイント減らない 921877DA 0000E040 021877DC E1A00000 D0000000 00000000 武器一つ目 120F5D50 0000xxxx 武器表 剣 xxxx 4E20 戦士の剣 4E21 さんぞくのサーベル 4E22 ヴァルキリーソード 4E23 レイピア 4E24 どうのつるぎ 4E25 兵士の剣 4E26 てつのつるぎ 4E27 はがねのつるぎ 4E28 たまはがねのつるぎ 4E29 まけんしのレイピア 4E2A はじゃのつるぎ 4E2B ひかりのつるぎ 4E2C プラチナソード 4E2D ドラゴンキラー 4E2E ドラゴンスレイヤー 4E2F はやぶさの剣 4E30 はやぶさの剣改 4E31 きせきのつるぎ 4E32 きせきのつるぎ改 4E33 ほのおのつるぎ 4E34 インフェルノソード 4E35 メタスラの剣 4E36 はぐれメタルの剣 4E37 メタルキングの剣 4E38 さびついた剣 4E39 ロトのつるぎ 4E3A ほしくずのつるぎ 4E3B りゅうせいのつるぎ 4E3C すいせいのつるぎ 4E3D ぎんがのつるぎ 上半身 120F6110 0000xxxx 上半身表 xxxx 3372 しんぴのよろい改 3373 古強者のよろい 3374 ミラーアーマー 3375 リフレクトアーマー 3376 ギガントアーマー 3377 はぐれメタルよろい 3378 メタルキングよろい 3379 さびついたよろい 337A しょうりのよろい 337B えいこうのよろい 337C シルバーメイル 337D ゴールドメイル 337E プラチナメイル 337F あつでのよろい 3380 まほうのよろい 3381 せいれいのよろい 3382 げんまのよろい 3383 ドラゴンメイル 3384 やいばのよろい 3385 しんぴのよろい 3386 メタスラよろい (3387) 3388 てつのよろい 3389 ライアンのよろい 338A ラダトームよろい 338B ロトのよろい 338C ハードスケイル 338D せいどうのよろい 338E はがねのよろい 338F たまはがねのよろい 3390 ホーリーチェイン 3391 フェンサードレス 3392 大地のキルト 3393 レザーマント 3394 けがわのポンチョ 3395 ビロードのマント 3396 ノーブルなマント 3397 やみのころも 3398 しっこくのマント 3399 おうじゃのマント 339A さとりのマント 339B ククールの服 SELECT押すと障害物すり抜け 52193CB8 E58D7004 02193CBC EBFA750B D0000000 00000000 52193CB8 E58D7004 94000130 FFFB0000 02193CBC E3A00002 D2000000 00000000 必ず宝箱落とす 521F4090 1A000016 021F4090 E1A00000 D0000000 00000000 スキルポイント255 220F5814 000000FF 頭 120F6470 0000xxxx 頭 2F8A きせきのかぶと 2F8B しんぱんのかぶと (2F8C) (2F8D) (2F8E) (2F8F) (2F90) (2F91) (2F92) (2F93) 2F94 もうぎゅうヘルム 2F95 バッファローメット 2F96 グレートヘルム 2F97 古強者のかぶと 2F98 ドクロのかぶと 2F99 はぐれメタルヘルム 2F9A メタルキングヘルム 2F9B さびついたかぶと 2F9C じあいのかぶと 2F9D しゅくふくのかぶと (2F9E) 2F9F てつかぶと 2FA0 ライアンのかぶと 2FA1 ラダトームかぶと 2FA2 ロトのかぶと 2FA3 ローレシアメット (2FA4) 2FA5 メタスラヘルム 2FA6 はがねのかぶと 2FA7 たまはがねのかぶと 2FA8 はねかざりバンド 2FA9 サークレット 2FAA ヘッドバンド (2FAB) 2FAC オレンジリボン 2FAD ヘアバンド 2FAE さとりのかんむり 2FAF ぶおうのハチガネ 2FB0 ぎんのかみかざり 2FB1 きんのかみかざり (2FB2) 2FB3 きんのサークレット 2FB4 ほしのサークレット 戦闘終了後獲得経験値N倍 521569DC E0832002 021569DC E083XXXX D0000000 00000000 戦闘終了後獲得ゴールドN倍 521569F0 E0832002 021569F0 E083XXXX D0000000 00000000 XXXXに入れる値 2倍:2082 4倍:2102 8倍:2182 16倍:2202 32倍:2282 脚 120F6710 0000xxxx 靴一覧その1 42C3 グランバニアのくつ 42C4 レイドックブーツ 42C5 エスタードのくつ 42C6 天空のブーツ 42C7 ゆうしゃのブーツ 42C8 トロデーンブーツ 42CC 戦士のブーツ 42CD じゅんれいのブーツ 42CE ちんもくのブーツ 42CF せいじゃくのブーツ 42D0 カンフーシューズ 42D1 とんがりブーツ 42D2 かるわざしのブーツ 42D3 ウーシュシューズ 42D4 アマゾネスブーツ 42D5 ウエスタンブーツ 42D6 おしゃれなブーツ 42D7 あんぜんぐつ 42D8 ちえのブーツ 42D9 いのりのローファー 42DA はやてのブーツ 42DB あらしのブーツ 42DC エナメルのくつ 42DD しんくのブーツ 42DE 皮のブーツ 42DF ゴームのながぐつ 42E0 天使のブーツ 42F4 リッカのくつ 42F5 ルイーダのくつ 42F6 イザヤールのくつ 42F7 白いエナメルぐつ 42FE ギャルいミュール 4300 セティアブーツ 4303 あらくれブーツ 職業 1人目 020F5B68 000000xx 2人目 020F529C 000000xx 3人目 020F49D0 000000xx 4人目 020F4104 000000xx 01 せんし 02 そうりょ 03 まほうつかい 04 ぶとうか 05 とうぞく 06 たびげいにん 07 バトルマスター 08 ませんし 09 パラディン 0A けんじゃ 0B スーパースター 0C レンジャー
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ドラゴンクエスト ドラゴンクエストII 悪霊の神々 ドラゴンクエストIII そして伝説へ… ○FC版 プレイヤー 動画 タイム 投稿日 備考 めし太郎 sm10637269 48 16 15" 2010年05月07日 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【作品名】ドラゴンクエスト5 【ジャンル】RPG 【名前】スライム(ドラゴンクエスト5) 【属性】スライム 【大きさ】30cm 【攻撃力】ぷよぷよの体で体当たり 6歳の子供を痛がらせることができる 【防御力】体のほとんどが水分で半透膜に覆われている 大きさ相応の水風船よりはたぶん頑丈 6歳の子供に素手で殴られても一撃ではやられない ただし檜の棒で殴られると一発で倒れる 【素早さ】とびはねながら移動 6歳の子供を逃がさない動きの速さ 反応はせいぜい人並み 【備考】雑魚敵 参戦vol.108 217 vol.108 219格無しさん2022/06/08(水) 21 18 52.23ID oORA+Y6d スライム(ドラゴンクエスト5)考察 ×お魚くわえたどら猫 猫には負けるだろう ×三番書記(三毛猫) 同上 ×あちゃくらりょうこ 傘で攻撃されて負け ○ザ・ボス ひ弱なので体当たり勝ち ○アサヒガニ さすがに勝てる ○ジョーズ(BJ) 体当たり勝ち あちゃくらりょうこ>スライム(ドラゴンクエスト5)>ザ・ボス
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ドラゴンクエストV 天空の花嫁 【どらごんくえすとふぁいぶ てんくうのはなよめ】 ジャンル RPG 高解像度で見る裏を見る 対応機種 スーパーファミコン メディア 12MbitROMカートリッジ 発売元 エニックス 開発元 チュンソフト 発売日 1992年9月27日 定価 9,600円(税抜) プレイ人数 1人 セーブデータ 3個(バッテリーバックアップ) 判定 良作 ポイント 仲間モンスターシステム初搭載結婚含めた複数世代にわたるストーリー勇者でない主人公大味になったゲームバランス ドラゴンクエストシリーズ 概要 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 ドラゴンクエストシリーズの第5作目。『IV』から続く「天空シリーズ」の2作目でもある。 『IV』とストーリーに直接の繋がりはないが世界観は共有されており、時系列上も『IV』より後の時代になっている。 特徴・評価点 ストーリー 前作『IV』から取り入れられたストーリー重視の作風が本作ではより強められている。 主人公が少年から大人へ、そして父親へと成長する様が三章構成のストーリーで描かれる。 世界中を旅する父に連れられて方々を訪れる「少年期」から、10年以上の苦節を得て花嫁と結ばれ、出自が判明すると同時に子を授かる「青年期前半」、更に8年間の離別を経て家族と再会し、父親の時代から続いた悲劇の因縁に決着をつける「青年期後半」まで、波瀾万丈の人生を経験する。 「少年が父親になるまで」を描いた本作のシナリオは、大河小説を読むようなスケールの大きさと感慨深さを味わうことができる。 特に青年期前半の「結婚」イベントは、2人の候補からどちらかを生涯の伴侶に選ぶというもので、多くのプレイヤーに強い印象を与えた。 仲間モンスター 物語中盤に差し掛かると主人公は、魔物をてなづけ従える「モンスター使い」の素質が開花し、戦闘で倒した特定のモンスターを一定の確率で仲間にすることが可能になる(SFC版本作では全40種)。 撃破時に確率で仲間になる為、場合によっては低確率で加入するモンスターの方が先に加入するといった事も起きやすく、前回のプレイでは仲間に出来なかったモンスターを連れてプレイしたりと周回プレイにおいても目新しい事が起きやすい。 仲間になったモンスターはパーティの一員として歩行グラフィック付きで連れ歩くことができ、武器防具も装備可能。成長させれば様々な「じゅもん」や「とくぎ」を覚えて戦闘をサポートする。 前作『IV』の第1章でNPCとして、ホイミスライムの「ホイミン」を仲間として連れ歩く展開が思いのほか好評だったことが、モンスターを仲間にするシステムの採用へとつながったという(*1)。 威厳と愛嬌をあわせもった鳥山明デザインのモンスターは人気が高く、共に戦える点が好評を得た。次作『VI』にも受け継がれ、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』においてさらなる発展を遂げた。 前作の仲間キャラクターはシナリオで個性的なキャラづけを行っていたが、戦闘面では『III』の「職業」の延長線上にとどまっていた。これに対し、本作の仲間モンスターは人間にはない「とくぎ」を使うことができるなど「職業」の枠に収まらない個性を発揮している。 また、モンスターは預かり所に預けることもできるので、コレクション要素として楽しむこともできる。 当時の攻略本などでは「仲間になる可能性のあるモンスターは最後に倒すと仲間になりやすい」と書かれていたが、これは厳密には少し不正確な表現で、正しくは、「仲間になる可能性のあるモンスターが複数いた場合、最後に倒した種類のモンスター だけ が仲間になる可能性がある」。よって、敵パーティに仲間になる可能性のあるモンスターが1匹or1種類だけなら、どんな順番で倒そうと関係ない。 馬車・AIの改善 「馬車」「AIシステム」が続投されたが、前作で批判されていた部分が改善されている。 戦闘中の馬車を使ったメンバー入れ換えは、ターンを消費せずに一度にできるようになった。その一方で、パーティメンバーが4人から3人に減少している。 これは「馬車が活きる」という中村光一氏のアイディアと積極的なメンバーの交代のためのバランス調整だった。前作の難易度が比較的低く、4人パーティーが固定されがちだったことも踏まえている。 仲間に指示をする「さくせん」コマンドに、プレイヤーがキャラの行動を指定出来る「めいれいさせろ」が追加された。 AIの学習機能も改善され、AIの学習速度が上がった他、補助呪文等もうまく使いこなすようになった。 インターフェイス面の進化 「はなす」「しらべる」などのコマンドを1つのボタンで実行できる「べんりボタン」が登場。ライバルのFFは1作目からこれに似たシステムを搭載していたが、DQでは初搭載となった。また、コマンド1つでHP全快まで回復呪文を使い続ける「まんたん」コマンドが初登場したのも本作である。 戦闘画面では、戦闘ウインドウに背景が描かれ、武器・魔法のエフェクトが表示されるようになり、フィールドマップでの操作感もスムーズになった。 テキストは、文字が拡大され漢字交じり文になるなど読みやすくなった。また、容量制限から解放されたことで主人公の名前にカタカナが使えるようになった。 さらにパーティーキャラの名前の濁点が1文字として処理されなくなったため、「ビアンカ」や「ピエール」など濁点が入った4文字の名前も使えるようになった。 やりこみ要素 シナリオ本筋とは関係のない高難度裏ダンジョン・裏ボスが初登場する。 本作はドラクエシリーズ初の、エンディング到達をフラグとする「隠しダンジョン」と「裏ボス」が実装され、以後のナンバリング作品のドラクエで恒例の要素となった。 隠しダンジョンでは非常に強力なモンスターとアイテムが登場し(*2)、クリア前とは一線を画すゲームバランスになっているため、それまでとは違ったプレイ感覚で遊ぶことができる。 仲間モンスターシステムの中にも手間に見合う実利が多い 後述される非常に仲間になりづらいモンスターの勧誘や、一部のモンスターを極限まで鍛えることで到達する極致(*3)といった、「他人に自慢できる苦労の成果」として解りやすいものが用意されているのも本作が長く遊ばれやすい一因である。 楽曲について 今作も、前作まで同様にすぎやまこういち氏が全楽曲の作曲を担当。 本作においても素晴らしい楽曲群が使用されており、特に疾走感溢れる通常戦闘曲「戦火を交えて」はシリーズの中でも特に評価が高い。 また「悪のモチーフ」という効果音のように用いられる短いモチーフが制作され、これをアレンジした楽曲がクライマックスで流れるというシリーズ初の試みも取り入れられている。 その他 画面を埋め尽くす敵の群れ 本作の戦闘画面は歴代のものと比べても特殊で、地上のほかに空中にも敵が配置されるスペースがあり、飛行タイプのモンスターは上段に、それ以外のモンスターは下段に表示される。(例を挙げると「スライム6匹+真上にドラキー4匹=10匹」といった具合である。)(*4)このため、他のシリーズよりも敵の出現数が多い傾向にあり、狭い画面にモンスターがひしめきあう姿が見られるのは本作だけであろう。 しかしなぜかキメラは地上となっている。 賛否両論点 グラフィックの質 過去FCのシリーズ作品からSFCへと移行したことによりグラフィックは大幅に進化した。 しかし同時期のSFCのRPG作品と比較すると、ダンジョンマップやモンスターグラフィックの陰影などの質が低いという指摘が根強い。 公式イラストや戦闘画面などと歩行用ドット絵の配色が明らかに異なっているキャラクター・モンスターがいる。 シナリオや仲間モンスターに関する問題を指摘する声もあり、特に以下の点が賛否両論となっている。 結婚イベント 本作では主人公が結婚する。これはストーリー進行において必須のイベントで、サブタイトルにも「花嫁」とある通り本作の象徴ともいえる印象深い最重要イベントの1つである一方、「展開が唐突かつ強引で不自然に感じられる」との意見も根強い。 たまたま立ち寄った街で資産家令嬢(フローラ)の花婿選考が親公認で開始されるまさにその瞬間で、その副賞がたまたま主人公の探し求める伝説の防具で、その選考課題をこなしている最中にたまたま幼馴染の女性(ビアンカ)と再会し、課題クリア後は無関係な幼馴染もなぜか花嫁候補になり…と、良く言えばドラマチック、悪く言えばご都合主義的な展開となっている。 + 更には…(ネタバレあり) どちらの花嫁も勇者の血を引いていることが判明し、産まれてくる主人公の子供が伝説の勇者となるのもご都合主義的である。 また、後述する「主人公にセリフがない弊害」がここに現れている。 フローラの父であるルドマンは「2つのリングを集めてきた男にフローラと家宝の天空の盾を与える」と言っているが、この時の主人公は天空の装備を集めるために冒険している最中であり、特にセリフもなく動いているため、「2つのリングを集めるのは天空の盾のために仕方なくであり、フローラと結婚するのはその手段にすぎない」といった非情なスタンスで行動しているようにも受け取れてしまう。 更にビアンカルートの場合、「元々フローラの花婿を選ぶ話だったのに、ぽっと出で立候補し一人だけ勝ち残った主人公が急にフローラとの結婚をやめて、そのフローラの家の援助のもとでビアンカと結婚し、結婚祝い品まで受け取る」という展開になる。この主人公の行動はそれこそ天空の盾目当てとしか思えないもので不誠実が極まれるとの指摘は根強い。更にルドマンの方も、自分の娘との結婚をドタキャンした男にビアンカとの結婚を何の異論もなく歓迎したうえでそんな不届き者に天空の盾まで差し出す行動は、いくら懐の広い人物といってもさすがに非現実的である。もちろん、ゲームだから、と言えばそれまでなのだが。 候補2人は、ビアンカはシナリオ面で、フローラはゲームプレイの実利面でそれぞれ優遇されており、論争を巻き起こす大きな原因となっている。 ビアンカ 幼馴染であるため幼年期の出番があるのは当然としても、青年期でも結婚相手の選択前に一緒に冒険できたり、結婚前夜に会話イベントがあるなど、シナリオにおいてあまりにも優遇され過ぎている。選ばなかった場合でもフローラは幼馴染のアンディがいる事が結婚の時に示唆されるが、ビアンカにも他に候補がいるということはエンディングまで分からない。このため、シナリオ上「ビアンカを選んだ方が(主人公の心情的には)自然」と、半ば強引に誘導される形となっている。 これに関して堀井雄二自身も、後のインタビューで「ほとんどの人がビアンカを選ぶと思った」と発言している。多くのメディア媒体でもビアンカと結婚するルートが取られる等、半ば正史的な扱い(*5)(*6)を受けている。 フローラ ビアンカと習得呪文はほとんど変わりないが、こちらだけ最初から回復呪文のベホイミを覚えている他、強力な全体魔法のイオナズンを習得する。成長率もやや優位。また、道中で義父から強力な武具や資金をもらう事も出来る。 一方、彼女を選んだ場合、ビアンカのような結婚前の固有のイベントはない。またゲーム終盤で再度仲間になるまではこちらからはコマンドを命令できず、レベルもこの時点では10までしか上げられない。このため、彼女が活躍するのは必然的に終盤以降になる。 (上記の矛盾もあり)なんだかんだゲーム中の選択肢としてはどちらも一長一短でギリギリバランスが取れてはいる。 何らかの形で差をつけること自体はキャラの差別化の意味でも間違ってはいないのだが、結果的にこの点についてファンの間で多大な論争を巻き起こすほどの反響を呼ぶことになった(余談参照) シナリオ 本作はシリーズの中でも特にシナリオに重点が置かれた、いわゆる「JRPG」の典型例とも言える作品であり、ファミ通クロスレビューで「のめり込むシナリオ」と評された一方、「一本道」とも評されており、自由度は低い。 例えば、船を入手しても浅瀬で不自然に区切られている、他の新しい乗り物を取得してもその時点で行ける場所は基本的に1つと、自由な探索がほとんどできない。 一応青年時代後半では行ける場所が増えてある程度自由度が高くなる。ただし、そこまでシナリオが進むと、行った事の無い場所が少ない。 あまりに自由すぎて『II』のように「時期に合わない敵に遭遇して瞬く間に全滅」「次に何をすれば良いのか分からない」という事態が無く物語をスムーズに進めることが可能だが、結果として高い自由度を特徴としていたロトシリーズの経験者の間で賛否の声が聞かれた。 また、物語が主人公の身内の問題に終始してしまっていることや、フィールドマップに町や城が少ないことも世界を狭く感じさせる一因となっている。 プレイヤーに感情移入させるための「喋らない主人公」はドラクエの伝統ではあるものの、シナリオ描写が濃厚になった事で、今まで以上に主人公個人の意思や返事が求められる場面が多くなった。にもかかわらず、それに対して全くリアクションを返さないため、主人公の心情がプレイヤーに伝わり難くなっている。結果的に描写不足気味になり、上記の結婚展開の唐突さや『嫁論争』の一因となっている。 DQシリーズには欠かせない「伝説の勇者」であるが、本作はナンバリングタイトルでは初めて「主人公=勇者」ではない。(*7) シナリオ上では勇者の必要性が強調され、終盤には仲間になるのだが、加入後も物語の中心は主人公である。パーティに入れる必要もなく、一度も同行させないままクリアすることも可能である(*8)。 ただし、戦力としては申し分ないので、多くの人はパーティに勇者を加えることとなり、この部分がクローズアップされることはあまりない。 ラスボスの影が薄い。 終盤にならなければ名前すら出てくることはなく、途中でも彼の存在を匂わせる場面も殆ど無いため、「母親を助けるついでに倒す程度の存在」的な感じが否めない。戦う前に「私は神をも超えた」などと尊大に語っているが、その強大さを裏付けるような描写が不足しているため表面的にしか伝わってこない。 過去作のラスボスは『II』のベホマや『IV』は多段階変身など、ハード上の制約をカバーする強烈な個性を持っていたり、『III』もある道具で弱体化させるイベント有り&「いてつくはどう」のパイオニアだったりしたが、本作のラスボスはそういった強烈な個性を持っていない。 当時の雑誌インタビューなどでも「『IV』よりもボスの存在感が薄くなった」と言われた。 直接的な敵討ちの対象となるボスを筆頭に、全体的に中ボスの方が目立っていることも影響している。 表面的な描写などはあんまりであるが、地上世界のマスタードラゴンの力すら及ばない程の力を蓄え、一大組織すら作り上げる手下を統率する手腕はある。それ故、上記の台詞も嘘や虚勢ではなく、影こそ薄いが決して小物ではない。 仲間モンスターシステム 仲間になるモンスターのリストはゲーム内で紹介されておらず、ゲーム外部からの情報無しにはマスクデータとなっている。勧誘可能なモンスターであっても全体的に勧誘確率が低いこともあり、攻略情報無しで勧誘可能なモンスターか否かの判別は困難を要する(*9)。 大半のモンスターの勧誘確率は1/16(約6.25%)・1/32(3.125%)のいずれかに設定されている。情報ありきで狙って狩り続けるならまだしも、誰が起き上がるかのあてもなく総当たりで倒し続けたり、進行中に自然に起き上がってくれることを期待するには厳しい数字。 最も確率が低いもので1/256(0.39%)。該当するのはキラーマシン、はぐれメタル、ヘルバトラー、メガザルロックの4種。 こうした仕様のため、攻略本が出回っていない時期には「〇〇が仲間になる」という情報が口コミで広がる結果となり界隈を大いに賑わせた…が、後述の余談にもあるようなガセネタを掴まされたプレイヤーも多かった。 物語進行に伴う入れ替えを余儀なくされる育成。 本作は仲間になるモンスターの数こそシリーズ随一であるが、その大半が「活躍の機会が短い仲間」や「最終スペックが控え目な仲間」(*10)であり、そういった仲間は愛があっても連れ歩き続けるのは厳しい。 また、モンスター毎にレベル上限が違うことは攻略本にしか記載が無いため、ひさしぶりに教会でおつげを聞いたらずいぶん前に上限だったというケースも多い。 とりわけ中盤後半に登場するモンスターに中途半端なものが多く、即戦力として使うには心細い初期ステータスで、ようやく育ったと思ったら終盤の即戦力モンスターに居場所を奪われがちである。 このため、最終的には一部の強キャラばかりが重用されやすく、モンスターを仲間にすることによる戦術の広がりやパーティ編成の自由度はそこまで高いとは言えない。 AI 優秀すぎるの一言。本作のAIは間違い無く歴代最強と言える。極端な話、「みんながんばれ」「じゅもんせつやく」を使い分ければプレイヤーが介入する必要が低くなる。 まず、学習さえしてしまえばHPや状態異常耐性等を把握した上での最適行動を取る。思考タイミングは自分の行動順がきた時なので、プレイヤーの思考がターン開始前なのを考えると効率的になる。 これだけなら他の作品でもいくつかあったが、他作品はMP効率を加味しなかったり、道具は使わなかったり、効きにくくても0%で無ければやたら使いたがる特技があったりと、何かしら問題があった。しかし今作には死角は無い。 倒し損ねた敵にとどめを刺したり、敵の先制で味方のHPが大きく減ったところに回復呪文をかけたりと、手動操作ではできない臨機応変性を備えている。そのため、戦闘ゲームとして楽しみたい場合はAIを使わない方がよいとさえ言われることも。 特に「じゅもんせつやく」はきわめて良効率でMPを使用する。この作戦だけを指定しさえすればただでさえ低めの難易度が一段と下がるといわれるほど。 戦闘メンバーが3人までなので仲間の行動も加味しやすい点も加え、AIのルーチンを構築しやすい環境ではある。 本作では「AIが学習型でなくなった」と言われることがあるが、今作のAIは前作と同じ学習型であり、説明書にも示唆されている。 ただし実際には学習速度が異常なまでに早く、3段階の学習を、確実にターンごとに、敵グループごとに行う。つまり出会って3ターンすれば学習完了だし、同じ敵が複数グループに分かれていたら更に早くなる。 しかも「めいれいさせろ」だろうが主人公一人だろうが学習するので、初期状態の頭の悪い行動を取る機会はほぼ無い。そして学習完了後は「優秀すぎる」と言われるほどなので、学習型AIでなくなったと誤解してしまう。 「めいれいさせろ」の場合はターンの開始時に行動を決定しなければならないため、突発的なトラブルに対処できないし、そもそもそういった状況変化を先読みした上で行動を選択しなければならなかった。しかし、AIの場合は そのキャラに行動順が回ってきたタイミング で行動を決定しているため、常にその瞬間の最適解を取れる。 賢いAIと言えば聞こえはいいが、そもそも行動決定のタイミングが根本的に異なるため、AIが行っているのは ターン制バトルの皮を被った別の何か でしかない。 隠しダンジョンの位置 クリア後の隠しダンジョンの位置がノーヒント。洞窟入口等のグラフィックもない。 操作ミス等で見つかるような位置にはなっているものの、攻略情報を見ないとまず気づけない。 問題点 ゲームバランス 全体的に大味で、一言で表すなら物理攻撃及びとくぎ偏重。 攻撃呪文自体が弱いわけではないのだが、ブーメラン・ムチなど攻撃呪文以外の複数への攻撃手段が増加した事や、仲間モンスターの「とくぎ」にはMPを消費しない範囲攻撃が存在するため、結果として攻撃呪文はわざわざMPを消費する程の利点が少ない結果になってしまっている。 中盤でのスライムナイトのイオラや主人公のバギマ、終盤での嫁や娘のメラゾーマやイオナズン等、攻撃呪文でも活躍する場面もあるのだが、ゲーム全体を通してみるとやはり活躍する場面は限定的。 終盤で手に入る「やまびこのぼうし」は1回の呪文で2回分の効果を得られるため非常に強力ではあり、これにより攻撃呪文の評価は大きく上がる。ただ低確率のドロップ(*11)を除けば1つしか入手できないので、魔法主体の仲間を複数パーティに組み込みづらい。また、クリア後に全体バイキルト効果のある「たたかいのドラム」を入手すると、物理攻撃全般が強化されるため、再度評価は覆ることになる。 あくまで攻撃呪文の話であり、回復呪文は流石にないと困るし、補助呪文(特にバイキルト・スクルト・フバーハ等のダメージ量に直接影響するもの)は利便性が高い。 その他、物理攻撃優遇を示す強力な仕様も登場。 本作のバイキルトは「与ダメージではなく攻撃力自体が2倍になる」「複数攻撃武器や2回攻撃武器の2撃目以降、属性武器の追加ダメージ、会心の一撃にもバイキルトの効果が適用される」とシリーズのバイキルトのいい所どりをした性能。更に消費MPも攻撃呪文より少なく、また攻撃呪文役のキャラはバイキルトも覚える事が多いため、攻撃呪文でMPを使うよりも打撃キャラにバイキルトを使った方が効率的となる。中盤になるとバイキルトの効果を持つ消費アイテムも購入できるようになる。若干高額のため常用はできないが、ここぞという強敵相手に使うだけなら魔法使い系キャラを登用しないパーティでも上記の強力な効果を得られてしまう。 特定の属性への耐性に応じて敵に追加ダメージを与える武器も登場した。その属性に対して無耐性の敵には通常の1.5倍のダメージを与える事が出来るし、完全耐性を持っていてもダメージが減ることはない(特に「ふぶきのつるぎ」は最後の町で買える事もあり、最強クラスの装備に肉薄する数値であるため非常に強力である。 通常プレイの範疇ではなくやり込みの域ではあるが、最終的にレベルを上げ続けると、(相手の耐性にもよるが)ふぶきのつるぎによる打撃が単体最強呪文メラゾーマの威力を超えてしまう。 また、呪文を適切なタイミングで覚えない事が多いという問題もある。 例えばベギラマは従来作ではレベル14前後で覚えるのだが、本作でギラ系を得意とする嫁はレベル15でベギラマを覚える。しかし嫁が加入する時点で主人公のレベルは20前後であり威力不足。モンスターではまほうつかいが覚えるが、ベギラマ習得時点で主人公のレベルは18前後とやはり遅い。他にもヒャダルコは、本作でヒャド系を得意とする娘の加入時点で主人公のレベルは既に25前後であり役に立たない。運よく(低確率で)イエティを仲間にできない限りは使う機会は無いだろう。 過去作では、仲間が早い内から揃い、基本的に離脱もしなかったため問題無かったのだが、本作から仲間の入れ替わりが激しくなったにもかかわらず、それに合わせた呪文の習得レベルの調整が行われていないために起こった問題である。 仲間モンスターの存在によって、相対的に人間キャラの性能が見劣りがちになっている。 全ての仲間モンスターは特技や呪文のダメージや補助呪文の成功率を軽減・もしくは無効化する何らかの耐性を持っており、終盤になると耐性の有無が生死を分けることも多い。対して人間キャラは全員例外なく耐性を持っておらず、装備でフォローするしかない。 呪文についても、後述するレッドイーター ブルーイーター等の強敵も消し去ってしまうほど強化された「ニフラム」や、仲間全体のHPを完全回復する「ベホマズン」等の強力な呪文は仲間モンスターしか習得できない。 MP消費なしで特殊な行動ができる「とくぎ」は仲間モンスターしか使えない。最強クラスの呪文は高い威力と引き換えに多くのMPを使うのに対し、最強クラスの特技はほぼ同威力でMP消費がないのだから当然差はある。 呪文は「マホトーン」や「マホカンタ」により封殺されるが、特技はこうした天敵もなく万能に使える。(*12) とはいえ、主人公やその息子には最強クラスの専用装備が存在し、回復・補助呪文の揃いも良いので、それほど問題ない(そもそも主人公はパーティから外せないが)。最強クラスの仲間モンスターにこそ若干見劣りするが、それ以外の多くの仲間モンスターよりは強いと言って良いだろう。だが、その他の人間キャラはそうはいかない。 ストーリーの中核とも言える「嫁」は2人とも攻撃魔法使い系キャラなので、物理優遇の本作では不遇(*13)。しかも、中盤から長期間離脱するために復帰後にレベルの開きが出てしまい、意図的な育成を行わないと戦力外となる。嫁2人は装備品においても最強の盾がなぜか守備力+7の「鱗の盾」止まりなので守備力も他のキャラと比べると劣る(*14)。なお、リメイク版でもこの問題は解決されていない。 主人公の娘も、嫁と同じ魔法使い系なので下級呪文しか使えず戦力面での不足も目立つ。一応、加入後に順次(*15)イベントや宝箱で強力な装備を入手できるが、一品ものは嫁との取りあいになってしまいがち。 シリーズでも珍しい、加入が任意な人間キャラのピピンもいるが、加入が終盤ごろなのにレベル1(ステータスはレベル10相当だが)で、成長しても呪文は使えない。城の一兵士が勇者と共に旅をするという設定のみで、固有イベントもない。 サウンドドライバの低音質さ 先述の通り楽曲自体への評価は高いが、それを演奏する肝心の音源の質が同時期のSFC作品と比べるとかなりチープ。 特にボス戦の楽曲である「不死身の敵に挑む」が顕著で、「せっかくの名曲が台無し」との声があるなど、評価がいまいち。 実際、すぎやまこういち氏も本作のサウンドには大きな不満を持っていたようで、次作『VI』の発売に向けて、崎元仁を筆頭とした専門のサウンドチームを結成するに至った。 一応、『死の塔』に見られるうねるような音使いや、洞窟内の音響全般にエコーがかかるなど、コンピュータ音源ならではの長所も全く無いというわけではない。 余談だが、後にPS2でリメイクされた際、なんとNHK交響楽団のオーケストラ演奏をそのままBGMとして使うという豪華仕様となり、ドラクエプレイヤーにおけるNHK交響楽団の人気もあってか非常に高い評価を得た。裏を返せば当時使用された音源に問題があるだけで、曲そのものの評価は決して悪くなかったということが証明された瞬間でもあった。 その他 起き上がって仲間にしたモンスターを直接預かり所へ送ることができない 馬車がいっぱいの場合、今いるモンスターを強制的に預かり所へ送る必要がある。スタメンであっても例外ではないため、ダンジョンなど容易に戻ることができない場所でモンスターを仲間にすると苦労する。 ほぼ意味のないパラメータ設定 「かしこさ」は「20以上になると 仲間モンスター が確実に命令を聞いてくれる(*16)」というだけの能力値であり、人間キャラに設定されたものは何の役にも立たない(*17)。その仲間モンスターも、序盤で加入するものと一部の例外を除けば、大半が加入時or加入してすぐに20を超える。 唯一、その『一部の例外』に該当するのが「踊る宝石」であり、耐性や覚える特技はかなり優秀なのだが、最高レベルになっても賢さが5どまりで、賢さを上げるビアンカのリボンなども装備できない為、戦闘中に命令を聞かない事が多いのが玉に瑕。その為、賢さの種は実質このモンスターの為にだけにあるようなアイテムとなってしまった。 拠点としての街の利便性や呪文での移動などに関する詰めの甘さ 町の入口へ瞬時にワープできる呪文「ルーラ」が、不必要に無効化されるマップが複数みられる。 連続イベントの最中など、シナリオの都合で他のマップへ移動しては困る場面では「ルーラ」の使用が「不思議な力でかき消された」と制限される。それ自体は進行不能となるのを防ぐ手段として理解可能だが、一部のマップではイベントの開始前や完了後にも終始「ルーラ」が使えない設定となっている。 序盤の拠点の一つであるポートセルミや、中盤以降の拠点となるグランバニアがその代表。ルーラを使うには必ず一旦徒歩で出口へ行かなければならない。(*18) 加えて、グランバニアは主要な施設の多くが夜に使用できないという面倒な問題点まであり、拠点としての利便性全般に難がある。 なおダンジョンを脱出する呪文「リレミト」についても、仕様が不必要に制限されているダンジョンも幾つかある。 幼年期から青年期にかけての所持金・アイテム持ち越しについて 幼年期の終わりに二度の負けバトルがあるのだが(*19)、敗北前提なのにもかかわらず普通に全滅したのと同じ扱いで、それぞれ所持金が半減してしまい、青年期へは1/4の金額しか持ち越せない。 最初の一戦は主人公のレベルを大きく上げれば勝利も不可能ではないが、あまりに非現実的である。 幼年期から青年期の間に主人公に起こった出来事を考えれば、シナリオ的には所持金が全て無くなっていてもおかしくはないとは言えるが…。 アイテムも後の「ふくろ」システムが無く預かり所もまだ利用できないため、入手したもの全てを持ち越すことができない。幼年期でしか訪れられない場所での種や木の実も含まれるため、結構煩わしい。 重要なボスモンスターのグラフィックがザコの使い回しである 形が同じで色だけ違ういわゆる「色違い」のモンスターは『I』の頃から普通に存在し、多くの中ボスがザコの色違いであるのもシリーズの伝統である。 しかし、今作のストーリー内で主人公との因縁が最も強いといえる中ボス「ジャミ」「ゲマ」の2体に限って、なぜかザコモンスターと完全に同じ外見をしており、色すら違わない(*20)という、シリーズ過去作にもない異例の扱いとなっている。 しかも、その2体の一味ではあるが因縁の深さが相対的に最も浅いボス「ゴンズ」だけは、同形のザコとは違う専用配色が用意される厚遇を受けている。 プレイヤーに対して不利なバグの存在 通常プレイで高頻度で発生するようなものではないが、致命的なものも含まれる。以下の余談を参照。 総評 シリーズのお約束を破りつつもそのアイデンティティを失わないよう新たなチャレンジをした本作は、発売当時は映像面や売上で他のRPGに遅れをとったが、人気シリーズの新ハード第1作としては充分な活躍を示したといえる。 その一方、シナリオ・システム両面において新たな試みが多い反面、これまでよりも自由度の低いシナリオや、システム周りの不備、やや大味で難易度の低いゲームバランスに対する賛否も大きい。 その後の展開 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 (PS2) やりこみ要素の追加、4人(匹)パーティ、敵の強さの上方修正、ゲームバランスの大幅な調整などが評価されている。 ドラゴンクエストV 天空の花嫁 (DS) PS2版準拠のリメイク作。第3の花嫁デボラが追加された。 本作を題材にした作品として『小説ドラゴンクエストV』(久美沙織著。ノベライズ自体は『I』のころからあり、久美氏は『IV』~『VI』を担当した)のほか、とまとあき脚本のCDシアター、ゲームブック、マンガ『天空物語』(幸宮チノ著。主人公と子どもたちが再会するまでの8年間の物語を描いた)などがある。 その他、『DQV』の名を冠してはいないが本作をモチーフにした作品については「メディア展開・余談」にて。 『IX』では配信限定のゲストキャラクターとしてビアンカ・フローラ・リメイク版追加キャラのデボラが登場。装備品として主人公のコスチュームも登場している。 ただし、キャラクター描写はリメイク版に準拠しており、フローラの性格が改変の目立つ『いたスト』仕様のため、やや不評。 『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズ』では、本作のメインキャラクターが全て登場している。 『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』に、本作からビアンカとフローラが出演。 自分のいた世界からそちらの舞台となる世界へ迷い込んだという設定で、キャラクターの扱いの都合上「結婚イベント真っ最中」という微妙なタイミングで参戦しており、本作のストーリーを踏まえた二人の微妙な関係の会話などを聞くことができる。ビアンカは弓使い、フローラはスティックを装備できる魔法使いになっている。 続編『ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり』では、クリア特典として二人を再び使用することができるが、あくまでオマケでストーリーやキャラとの会話などはない。 余談 SFCへの移行に伴いバッテリーバックアップの耐久性が向上した FC版ソフトと同様にデータが消失する危険性も存在するが、SFCに移行したことでバッテリーの耐久性が高められため、異常とも言える頻度でデータ消失が起きていたFC版『III』『IV』に比べればはるかに消えにくくなっている。(説明書にて、FC時代の定石であった『リセットボタンを押しながら電源OFF』はかえって危険なのでやらないようにと説明されているほど) なお、データ消失の演出はFC版のものをほぼ踏襲している。 ただし、向上したとはいえ、 それでも消える時は消えるし、耐久性はROMによる個体差もかなり大きいので過信は禁物。 なお、本当にデータが消えた場合は、消失の演出すら出ない。 意図的にバグ技を使わない限り、めったに起きる事は無いが、何かしら見えないエラーが実は起きていても偶然消えずに維持されている冒険の書が1つでもある場合、新しい冒険の書を作成してもエラーが影響を及ぼし、バグった新しい冒険の書が出来てしまう。全ての冒険の書を消すと正常に戻る事がほとんどで、カセット自体が破損する事は無いようだ。 死にステータスの有用化 『III』では補助呪文に関係していたが、『IV』で存在価値が疑われることになった「うんのよさ」だが、本作では呪いや一部呪文・特技の命中率に影響するようになった。 本作から「キラーマシーン」の名前が「キラーマシン」に変更され、以後DQ2のリメイクも含め全作品でこの名前で登場するようになった。 本作の売り上げは『III』以降ではシリーズ最低となる280万本に留まった。 もっとも、これに関しては同時期に他に多数の有名ソフトが発売されたことも大きい。『ストリートファイターII』や『スーパーマリオカート』などの一大ムーブメントを巻き起こしたタイトルのほか、システム面の斬新さやグラフィックの美しさで前作から100万本も売り上げを伸ばして大躍進を遂げた『ファイナルファンタジーV』などとのバッティングも起因している。 バグ・裏技・噂 シリーズのSFC第1作目であったためか、本作は有益・無益を問わずバグや特殊な仕様が多いことでも有名。 当時のゲーム雑誌や『大技林』などでも多数のバグ技・裏技が紹介されている。 + バグ・裏技色々 「主人公が消失する」「バグった仲間モンスターに変化する」バグ(通称 ボロンゴ技) これは主人公のデータ自体が消滅してしまい以降のフラグ立てができずに詰むなど致命的な状況に陥ることも多い。手順は「主人公以外を先頭にしてモンスターじいさんに仲間モンスターの様子を見せてもらう」だけだが、これをやった時点でほぼ正常なゲーム進行ができなくなる。 棺桶のまま生き返れなかったり、ステータスのバグった仲間が出現したり、フィールド上で突然オープニングが流れ始めたり、5桁ダメージを出すキャラが出たりなど様々な怪現象が発生する。しかしフリーズする場合も多く、バグらせた状況によってはすぐにリセットしたとしても高確率で「ぼうけんのしょ」が消える危険がある。 操作が簡単な割に致命的なバグではあるが、街の中に入ると必ず主人公が先頭になるほか、主人公が死んでる状態で街中に入ると自動的に生き返らせてもらえるので、狙わずに偶然の場合「意図的に並び替えをした直後にうっかりモンスターじいさんに会いに行った」という条件が揃わない限り発動しない。 対策としては「街の中ではむやみに並び替えをしない」ということだけ意識していれば回避可能。 現在は解析が進んでおり、バグありRTAやTASではイベントフラグを強引に立ててショートカットなどに利用されている。ただし通常のプレイへの意図的な運用は難しい。 敵のHPが戦闘中に2047ちょうどになると減らなくなる。事実上、発生するのは終盤のボス5体のみ。 「減らなくなる」だけで回復は可能なので、発生するボスのうちラスボスは「めいそう」でHPを回復するため、幸いにもこの状況を抜け出すことができる。 発売当時「イブールの本を持っていないとイブールが無敵化して倒せなくなる」というデマが一部で広まったが、その原因の一端にこのバグの存在があった可能性は高い。 やはり開発中に「絶対に勝てない敵」を設定するために組まれたものがそのまま残ってしまったものと思われる。実際に戦うそのような敵はHP自動回復によって倒せないようになっている。 さらに、発売から10年以上を経て「ひとしこのみ」と呼ばれる裏技が発見された。 これは「必ず会心の一撃が出すことができ、必ずモンスターを仲間にできる」というもの。ボス戦もメタル狩りも楽勝、1/256という低確率でしか仲間にならない強力な仲間モンスターも1発で仲間になるという、ゲームバランスを崩壊させる技。 発生条件は「主人公に特定のアイテムを特定の順番で持たせる」もの。その際にアイテムの先頭の文字を上から読むと「ひとしこのみ」になるためこう呼ばれている。 これに必要なアイテムは軒並み主人公が装備できないため、持たせることすらまずない、幼年期と青年期後半でしか買えないものが2種などの点があり、さらにソートすると順番が崩れるので仲間とのアイテム受け渡しをしないとまずこの順番にはならず、解析で明らかになるまで全くバレなかった。 その特殊な発動条件などから、これまたデバッグ用のデータが残ってしまったものとされている。 強力ではあるが仕様を無視することはできない。会心の一撃が出ない武器(ムチなど)では会心の一撃は出せないし、主人公のレベル不足など制限に引っかかった場合はモンスターを勧誘できない。 余談だが、仲間になるスライムベホマズンとミニデーモンの4匹目の名前は「ひとし」と「このみ」。偶然ではないような気もする…… モンスターのアイテムドロップのバグについて。 本作では複数の種類のモンスターを倒して勝利し「まもののむれを やっつけた!」と表記された場合、モンスターがアイテムを落とさない。つまり、一種類のみのモンスターを倒し「○○を やっつけた!」表記にならないとアイテムが手に入らない。 そのため、アイテムドロップを狙うなら同一種類のみのエンカウントを狙う、余計なモンスターをニフラムで倒さず消すなどの余計な手間がかかってしまう。 シリーズでも本作のみに起こる現象。特に説明もなく、合理的な理由も考えられないのでバグだと思われる。リメイクでは修正されている。 アイテム所持数の仕様上の落とし穴。 青年期でキラーパンサーを仲間にするイベントにおけるキーアイテム「ビアンカのリボン」は、入手するのは幼年期だが、実際にアイテムとして手元に入るのは青年期の奴隷解放時。幼年期終了の段階でアイテムがいっぱいだった場合でも、その後の話の流れで必ずアイテム欄に1つ空きができるので、アイテムがいっぱいだったので手に入れられないという事態は原則的には起らないようになっている。 ただし、SFC版では例外として、奴隷時代最初に戦うムチおとこがすばやさのたねを落とした場合、アイテム所持の仕様の都合で戦利品が本来の持ち物に追加されるため、ビアンカのリボンを受け取る時点で持ち物がいっぱいと言う事態があり得る。この場合、ビアンカのリボンは手に入らなくなる。ストーリー上必須アイテムではないので詰むことはないものの、キラーパンサーを仲間にすることができなくなり、必然的にパパスの剣も手に入れられなくなってしまう。 尤も、ムチおとこがすばやさのたねを落とす確率は「1/4096」というかなりの低確率。よほど運が悪くない限りは遭遇しにくい現象なのがせめてもの救いだが、そもそもアイテムを落とさない設定にすれば何も問題なかったはずである。 ヘンリーに貴重品を持たせると消滅してしまう。 NPC扱いであるヘンリーに対して「わたす」コマンド等で貴重品を持たせようとしてもキャンセルされる。しかしカジノの景品である「メタルキングのけん」は貴重品扱いであるにもかかわらず任意のキャラが受け取ることができ、ヘンリーが持つとその時点で消滅してしまう。気づかずにセーブしてしまうと莫大な損失となる。 縛りプレイでも無い限り起こり得ないが、「ラーのかがみ」をヘンリーのみのパーティで入手しても消滅してしまう。こちらはストーリーが進行不可能になる。 その他、役に立つものから立たないものまでバグの数々。プレイヤーに有利なものはよく活用された。 仲間モンスター2匹以上の時に、モンスターじいさんを利用して1回戦っただけで仲間モンスターが必ずレベルアップするバグ。 1匹のはぐれメタルをどくばりで何度も倒せるバグ。また、同様の手順でバグモンスター「きせきのつるぎ」が出現する場合もある。 船のグラフィックが主人公に変化したり、主人公不在でトロッコに乗っても戦闘のキャラが主人公のグラフィックに変化したり、何もない場所でタルや墓を調べたことになったり、宿屋でパーティの最後の1人が壁からはみ出したりなど、グラフィックに関するバグ。これらはお遊び的なもので、ゲーム進行に支障はない。 裏ボスが仲間になる(ガセネタ) 裏技ではないが、有名な ガセネタ として「裏ボスを一定ターン以内に倒すと仲間になる」という噂が全国レベルで流布されていた。 本作の裏ボスは、倒すと撃破ターン数を教えてくれる。これ自体は特に意味はないやりこみ要素の一つなのだが、本作がモンスターを仲間に出来るゲームだった事や裏ボスが旧作の魔王というファンサービス色の強いキャラだったこともあり、条件を満たせば仲間になるんじゃないかという噂が全国で広まった。 俗に「10ターン以内」と言われていたが、「5ターン以内」という噂も聞かれ、酷い場合は「3ターン以内」なんていうものも。レベルをかなり上げれば「10ターン以内」は現実的なので、恐らく「10ターン以内に倒せたけど仲間にならなかったからもっと短いターンなのだろう」という形で短いターン数が噂になっていったものと思われる。 当時のVジャンプなどでも話題になっており、発売から数年経ったVジャンプでようやく公式的に否定された。 この噂を参考にして、リメイク版ではとある仲間モンスターが追加されたり、『VI』『VII』SFC版『III』では裏ボスを少ないターン数で撃破することが発生条件のイベントが追加されたりした。 また、外伝の『ジョーカー2』以降のモンスターズシリーズではこのボスを10ラウンド(ターン)以内に倒すと本当に仲間になるイベントが挿入された。 本作特有の要素 前述の呪文冷遇に少々関連するところもあるが、本作では呪文の仕様が少し妙なことになっている。 氷の攻撃呪文「ヒャド系」は特に変化が大きい。 呪文のランクはヒャド→ヒャダルコ→マヒャドに。ヒャダインは抹消された。 最下級のヒャドは味方側は誰一人として覚えられない。味方使用時のエフェクトは作られているようなので、味方の使い手を用意するのを忘れてしまったのだろう…。 本作以降の作品では習得者の減少や習得手段の難化のせいで単純に使いにくい。また、後半になるにつれてヒャド系に耐性を持つ相手が多く増えてくるのも辛いところである。 ルカニ系・スカラ系も少しおかしなことに。両呪文の上級系であるルカナン・スクルトを覚えるキャラは多いが、下級のルカニ・スカラを覚えられるキャラはとても少ない。ルカニに至ってはエリミネーター1匹しか覚えられない。 また、バギ系でもバギは主人公しか覚えられない。 地味な点であるが、街で仲間モンスターを先頭にできるのはSFC版のみ。キラーパンサーを先頭にして話かけると違う反応がある。 ただし上述のように街に入った時点では強制的に先頭が主人公になり、さらに並び替えをしたままモンスターじいさんの所へ向かってしまうとバグのリスクがあるため注意が必要である。 キラーパンサー関連で、主人公の青年期後半に入った後にわかる「誰が子供達を守っていたか」がSFC版のみ違う。 リメイク版で変わったのはフラグ上の問題だと思われる。 ちなみに本作は、設定上では『IV』の数百年後の世界である。『IV』にも出てきた建物が「天空への塔」と「天空城」だけなのはまだ分からなくもないが、大陸の形が大幅に変わった理由は不明。 この点については「同じ世界を舞台にしているからと言って、毎作同じマップを歩かされるのではおもしろくないというゲーム上の都合」と堀井氏は回答している。 本作に由来する論争 ネット上で本作の話題になると、必ずと言っていいほど「嫁論争」に発展し場が荒れることになる。 どちらを選んだか、どちらが正ヒロインかといった議論は白熱し、決着がつくことはまずない。その規模は『FF7』のティファorエアリス、『エヴァ』の綾波orアスカ論争に匹敵するほどである。 しかし、白熱した先にあるのは、その殆どがお互いの推しのディスりあいになるだけで生産性も何もないし、誰もいい気持ちにならない。もしネット上でそういう話題に遭遇したら、速やかに見なかった事にするのが一番であろう。 「嫁論争」の陰に隠れがちであるが、「ベビーパンサー/キラーパンサーにつけた名前」でもたびたび論争が起こる。 公式番組にてアンケートを行ったところ、SFC版でつけられる4種の名前はほぼ均等に票がばらけた。 もっとも、嫁論争が本気の罵り合いになるのに対して、名前論争の方はある種のプロレス的な、(いわばきのこたけのこ戦争のような)ネタまじりの論争だが。 メディア展開 ドラクエ(風)の実写ドラマとして『勇者ヨシヒコシリーズ』が存在する。(第1期 2011年、第2期 2012年、第3期 2016年) スクエニが公式協力しており、主人公ヨシヒコは本作の主人公の衣装そのままの姿で登場している(ただし設定は大幅に異なる)。ちなみに本ドラマでは「予算の少ない冒険活劇」とアピールしている。 また主演の山田孝之氏は『DQH2』で声優を務めた際のインタビューで「一番やりこんだのは『V』」と語っている(SIE公式ブログ記事)。また2016年にNHKで放送されたドラクエ30周年記念番組『ドラゴンクエスト 30th ~そして新たな伝説へ~』ではメインパーソナリティを務め本作についても語っている。 2019年8月2日から上映の3DCGアニメ映画『ドラゴンクエスト ユアストーリー』は本作がベースとなっている。 リュカ(主人公)は佐藤健氏、ビアンカは有村架純氏、フローラは波留氏が演じている。現実的にもどちらを選ぶか論争が起こりそうだ なお、肝心の評判は非常に否寄りの賛否両論といったところ。ここで具体的な内容については触れないので、各自で検索してほしい。 令和の実写『デビルマン』と呼ばれる事も多い。 『ユアストーリー』公開の影響か、本作のDSリメイク版(の廉価版)が売り上げランキングに入るなど、発売から10年以上経ったゲームとしては予想外のセールスを記録した。 その他 厳密には本作出典ではないのだが、本作の仲間モンスターを使った「バトルえんぴつ」というキャラクター文具が同時期に発売され、大ヒット商品となった。 学校に持ち込んで、机の上で友達との対戦が白熱してしまい、先生に没収された人も多いとか。 本作は当時の任天堂山内社長がSFCの発売2年前の1988年にラインナップにあげる等、随分気の早い話だった。 当時は『DQIV』が発売はおろかまだ発表もしていない、その前の『DQIII』フィーバー真っ只中である。 Yahoo!ゲーム、『DQMVB』コンテンツ内での「一番思い入れのある(ナンバリング限定)主人公は?」の2010年8月から9月に行なわれたアンケートでは、全9作中、本作の主人公が2位にランクインしている。 更に同日行なわれた「お気に入りの(ナンバリング限定)大魔王は?」のアンケートでは全9作品中、本作のラスボスは最下位から2番目であった。 今作の発売が振るわなかった一つの要因として、「メディアでの情報公開に消極的だったことが挙げられるのでは」との指摘もある。 発売の頃に公開されていた情報は、最序盤に父親同伴で冒険するごく狭い範囲の内容に限られた。 本作の持ち味が発揮されるのはそれより後の内容で、プレイした人なら「得られる感動を最大限にするため情報を小出しにしていた」と察せられるのだが、結果的に事前情報においてはほのぼのとした親子物語の側面が目立ってしまったこと、「勇者」に関する情報が一切出てこないことなどから、一部の人は「勇者が出ないライトな話」「子供向けの親子譚」などと誤解し購買意欲が削がれてしまった様子。 作品の立ち位置、雰囲気などが世に浸透しきった後はそのような評価はされていないが、後作も含め情報公開のさじ加減の難しさが窺える。